2010年09月22日

秋の夜長に哲学とかw

今人の古人を語る言葉、さらに意味なし。
--アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル--

上の言葉は、何でも原典を読んどけって意味なんだけど、いきなりってのは無理だろう。ってことでこの前買ってきてそれなりに良かったのがこの本。

古代から現代までの哲学者を一人につき見開き2ページで強引に解説していく乱暴な本です。なんか大学の教養課程で学部関係なく受けれる授業ってこういうのがあるような気がする。言ってみればカタログみたいな内容なのです。みんなが思い思いに勝手な事を喋る哲学の世界。自分のお気に入りの思想に出会うにはこういう本や機会ってのは大切ではないでしょうか。

また、哲学は長年の歴史の中での積み重ねでできており、、自分が興味を持った哲学もその前後関係がわかると理解が一層深まるので、自分の食指が動かない範囲も概容を抑えておくのは無駄ではないでしょう。例えばキルケゴールの「死に至る病」はヘーゲルの弁証法をふまえて自分の思想を論じつ私用としています。また、キリスト教の教義内で実存主義を考えたこの本に対し、後にニーチェは実存主義の上で「神は死んだ」と言い出すことになります。

あ、本の名前の「萌える」は看板に偽りありだよ!各ページのコメントで女の子が一言喋るだけじゃないかwどうせならみんな並み居るヒゲやハゲをみんな女の子にするとかすればいいのに!・・・でも、各哲学者の肖像画がズラリと同じタッチで描かれているのはなんか綺麗でいいな。教科書とかだと全部実際の肖像画の写真を貼ってページごとにバラバラの印象になっちゃうんだろうな。

というわけでちょっと思索の世界に入りたい人は参考書としてどうでしょう。・・・私が哲学に興味持ったきっかけはSMACなんですがね・・・
posted by たわらった at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評(漫画・ゲーム・映画も) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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