2014年04月12日

凸寅伝説

ネズミやモグラな輸送とは訳が違うのであります。
--あきつ丸「艦隊これくしょん」--

凸寅(でことら)は江戸時代末期の駿河国清水の漁師のあだ名である。彼は清水沖で釣り上げたマグロを優れた操船能力で鮮度を落とすことなく江戸に運び、鮮度の高いマグロは江戸庶民の話題となった。

当時、マグロはその流通過程で痛むことから地位が低かったものの、凸寅のマグロは格別のものとして扱われ、今日のマグロ人気を得るまでの最初の一歩とも言われている。「やっぱりマグロは江戸前に限る」と
江戸に来た田舎者が言うオチで有名な古典落語があることからも、人気のほどがうかがえるだろう。

マグロで有名な凸寅だが、その船も大漁旗を始め、数々の趣向を凝らした派手さで有名であった。装飾の理由は明らかになっていないが、民族史の研究家からはいくつかの説が出されている。ほとんどが地元清水の廻船問屋かつ任侠であった次郎長に関連するものであり、凸寅に航路を譲るために見分け易い船に乗ることを次郎長が奨めた説、逆に次郎長一派に海上で襲われないように大筒などを積み込みそれを隠すために船体を偽装した説など様々な説が取り交わされている。

なお、凸寅の名前の由来であるが、顔貌には恵まれず、特にその額が腫れ上がったかのように目立ったことから凸寅と呼ばれたようだが、残念ながら当時の資料に似顔絵は残っていない。

今日では数ある地元伝承の一つに過ぎない凸寅であったが、1970年代に清水市のトラック整備士だった青島文化(あおしま・ふみか)が地元史の教材として凸寅の漁船を忠実に模型として再現したところ、瞬く間に子供たちの間で人気となり、凸寅の船舶模型が静岡を始めとする模型メーカー各社から発売されたのは記憶に新しい。

                民明書房刊「知られざる航海士列伝」

大航海時代Xスレ
「俺は交易がしたいんだよ…このEuroTruckSimuletor2って面白い?」
  ↓
ETS2スレ
「もうすぐATS出るのに新人多くね?」

この流れに噴いたので書いてみた♪
posted by たわらった at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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